2011年2月14日月曜日

「韓国軍の兵器体系は第4世代、戦略は第2世代」

_


 ここの軍隊、まるでヤル気がない。
 平和でいいが。

 「中央日報」から。


【社説】「韓国軍の兵器体系は第4世代、戦略は第2世代」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=137411&servcode=100&sectcode=110

李相禹(イ・サンウ)元翰林(ハンリム)大学総長が中央SUNDAYとのインタビューで、安保と関連し気の引き締まる発言を浴びせた。
 「韓国軍は北朝鮮軍に比べ兵器体系は先行しているが、戦略・訓練・企画などで後れをとっており北朝鮮軍に勝つことはできない」
 「北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)挑発4カ月前にそこを訪問したのに情けなかった」
など、耳を疑うような内容だ。
 昨年1年間にわたり国防先進化推進委員長を務めた彼の診断であり衝撃と言わざるを得ない。

昨年3月の哨戒艦事件は北朝鮮軍の周到綿密な奇襲にやられたものだ。
 これも深刻な問題だが、さらに決定的な韓国軍の弱点はこういう惨憺とした敗戦を経験しても教訓を得ることができず、再びの奇襲を許したという点だ。
 北朝鮮は昨年1月末、ペクリョン島北方の北方限界線(NLL)北側海域に400余発の海岸砲を発射した。
 韓国軍は、「NLLを越えたらすぐに対応射撃をする」と警告した。
 しかし8月に北朝鮮の海岸砲10余発がNLL南側に越えてきたが、韓国軍は対応射撃をしなかった。
 その上海岸砲がどこに落ちるのか大砲兵レーダーでつかめなかった。
 曲射砲でなく直射砲だったためだという。
 しかし延坪島攻撃時に北朝鮮は曲射砲を使うなど周到綿密な戦略戦術を駆使したのだ。

これに対し韓国軍の対応態勢は安易なことこの上なかった。
 哨戒艦事件以後北朝鮮の挑発目標が西海5島になるという点はほぼ常識水準だった。
 しかしペクリョン島や延坪島にK-9を増強するなど防衛戦力を強化すべきという声は合同参謀レベルからは出なかった。
 8月に北朝鮮の海岸砲をつかめなかったなら何が問題なのかを点検し再発を防がなければならなかったが、11月の延坪島事件の時に大砲兵レーダーはまたも作動しなかった。
 これが先端兵器で武装した韓国軍の戦略能力の実状だ。

李元委員長は、
 「北朝鮮の兵器は第2世代だが戦略は第4世代で、韓国軍は正反対」
と嘆いた。
 それでも戦略戦術開発のための生産的な討議の代わりに合同軍制をめぐり席争いを行っているのが韓国軍の現実だ。
 嘆かわしい限りだ。
 李元委員長の苦言通り、軍統帥権者の大統領が国防改革の意志をより一層強く見せることがいつになく急がれる時だ。




「韓国軍は北朝鮮に勝てない…武器で優勢も戦略は劣る」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=137420&servcode=200&sectcode=200

李相禹(イ・サンウ)元翰林(ハンリム)大学総長は「国防改革専門家」だ。
  朴正煕(パク・ジョンヒ)政権時代の1970年代、自主国防改革に深く関与して以来、計4回の国防改革に参加した。
 李相禹氏は
 「‘自主国防’を除いてすべて失敗した」
と評価する。
 このため、最後になることを望みながら昨年1月、大統領直属の国防先進化推進委員長を引き受けた。

李氏が委員長を務めた1年間、天安(チョンアン)艦が沈没し、延坪島(ヨンピョンド)が砲撃を受けた。
  100回以上の会議、42回にわたる一線訪問で、李氏は悩んだ。
 その結果を昨年12月に大統領に提出した71項目の国防先進化課題に盛り込んだ。
  青瓦台(チョンワデ、大統領府)と国防部はこれに基づいて細部計画を立てている。
  また個人研究室に戻り、国防改革を見守っている李氏に11日に会った。

--改革案の報告書の核心は。

「一言で『戦争ができる軍を作ろう』ということだ。
  昨年9月初め、李明博(イ・ミョンバク)大統領に『今の状態では戦争をして勝つことはできない』と伝えた。
  科学技術の発達で現代は‘第4世代戦争’まで来ている。
  私たちは第4世代の武器を備えた。
 しかし軍の構造や戦略、運営体制、思考は第2世代だ。
 韓国戦争、ベトナム戦争が第2世代戦争だ。
  半面、北朝鮮は資金不足でほとんどの武器が第2世代だが、 戦略・訓練・企画・思考方式は第4世代だ。
  したがって戦っても勝てない。
  私たちは産業化と経済発展の成功に陶酔し、政府・軍・国民が傲慢になり、北朝鮮を過小評価した。
  その結果、今日のような状況になった」

--延坪島砲撃戦でこうした結論が出てきたのか。

「砲撃の4カ月前に延坪島を訪問した。
  あきれた。
 手のひらほどの島で、警備は海兵隊、映像は海軍、通信は国防部直轄部隊に分かれていた。
  統括機構があるのかと聞いたところ、『一週間に一度ずつお茶を飲むのがすべて』という回答だった。
  そして協力していると自慢した内容が『海兵隊が海水を淡水化して他の部隊にも分けてくれる』というものだった。
 あきれて仁川(インチョン)防衛司令官と第2艦隊司令官に厳しく言った。
 当時、延坪島にK-9自走砲が6門あったが、前政権が撤収計画を確定した。
  私がこの計画を中断させた。
  K-9は土地に固定させて発射すれば百発百中する武器だ。
 その後、延坪島砲撃が起きたが、ひどくやられた。
  当日、軍の定例訓練があったが、もしもの場合に備えて4門だけが参加し、残り2門は予備用に残した。
 4門で各15発ずつ60発を撃ったが、59発を撃つと、北側から砲弾が飛んできた。
  私たちがまた装填するまで撃てないという考えで、北朝鮮が正確に見守りながら待っていたということだ」

--北朝鮮は電子戦をしなかったのか。

「延坪島に対砲兵レーダーがあるが、2台とも作動しなかった。
  北朝鮮がジャミング(電波かく乱)したのだ。
 北朝鮮の砲弾がどこから来るか分からなかった。
 このため、延坪島の前の小さな島の海岸砲に反撃した。
  後に分かったが、北朝鮮が砲撃したのはケモリ半島だった。
 誤っていたのだ。
  軍のねじがどれほど緩んでいるか、例を挙げれば切りがない。
  北朝鮮が撃った多連装砲は後方にあったものを前日に前進配備したものだ。
  私たちはこれを確認したが、日常的なものだとして無視した。
  もっと調べなければ分からないが、北朝鮮は無人偵察機まで動員し、弾着地点を見守りながら撃った。
 完璧に準備した。
 資金不足にもかかわらず、無人機を飛ばし、ジャミングし、資金を投じて徹底的に準備した。
  国防部に行って『統一すれば、砲撃を企画した北朝鮮将校を呼んで酒一杯を注いでやりたいほどスキのない企画だった。
  国防部のあなたたちは気合を入れなければいけない』と話した」

--西海北部合同司令部の創設は順調に進んでいるのか。

「元々の計画は司令官を海兵隊が引き受け、 ここに空軍飛行団、海軍、陸軍をすべて配属させ、司令官に権限をすべて与えるというものだ。
  ところが海軍で妙な案を出してきた。
 青瓦台(チョンワデ、大統領府)の指示なので計画は受け入れるが、司令官を海軍に変えるということだった。
  今の仁川海域防衛司令部に海兵隊、空軍を配属するのと何も変わらない。
 そうすると海兵隊が死ぬ。
 それで‘司令官は海兵隊’と釘を刺した。
  後ほど枠が形成されれば海軍・陸軍ができるだろうが…。
 私は軍団級の司令部がよいと考えるが、ひとまず師団級でスタートさせるようだ。
 海兵隊予備役や将兵も好む。
 ところが将校は静かだ。
 こうした大きなことを担当したことがないため、意欲が出ないのだ。
 それで私が青瓦台に
 『海兵隊で司令官を引き受ける人がいなければ、陸軍少将を軍服を取り替えて送ればよい』
と言った。
 陸軍が上陸作戦さえ学べばよい。
 すると、みんなが気持ちを入れ替えるはずだ」

--なぜ海兵隊を強化しなければならないのか。

「以前に浦項(ポハン)で海兵将兵に
 『国防先進化を一言で要約すると、65万人の国軍をすべて海兵隊のように作ることだ』
と述べたところ、拍手が起きた。
 海兵隊は北朝鮮にとって大きな脅威となる戦略軍だ。
 以前に江華(カンファ)にある海兵師団を浦項に移すと、北朝鮮軍第8師団が東海(トンへ、日本名・日本海)に動いた。
 また金浦(キンポ)に移すと、第8師団がまた西海(ソヘ、黄海)についてきた。
  それだけ北朝鮮は海兵隊を警戒している。
  現在、海兵隊は2万7000人の兵力で2個師団、1個旅団だが、『3万人にまで増やす』という大統領の口頭裁可を受けた。
 私は陸軍1個師団をいっそのこと海兵隊に改編してもよいと考えている。
 韓国軍の戦略は‘拒否中心の防御’から、北朝鮮が挑発できないよう‘能動的抑制’に変えなければならないが、その核心が海兵隊と特戦団だ」

--合同軍司令部体制の再編について軍内部の抵抗が大きい。

「合同軍司令官を陸・海・空軍が輪番制で預かるという報道があったが、これは誤報だ。
  私は陸軍が合同軍司令官を引き受けるべきだと言った。
  陸軍の規模が最も大きいのに、海・空軍がすれば困る。
 もっと時間が流れれば分からないが、現在は陸軍がするしかない。
 その代わり大統領と長官の参謀機能をする合同参謀議長は輪番制にする。
 合同参謀議長、合同司令官ともに大将だが、序列は合同参謀議長を上にした。
 海・空軍が合同軍司令部に抵抗する核心理由は人事権のためだが、実際には海・空軍がもっと好むはずだ。
  私たちの計画では、合同軍の司令部を除いた各軍人事は各軍司令官が持つことになっている。
 現在、陸・海・空参謀総長は軍政権しかないが、今後、司令官になると軍令・軍政権をすべて持つ。
 戦争が起きてもまとまれるようになった。
 合同司令部は司令部と西海北部司令部のような直轄部隊で構成される。
  合同軍司令官は彼らに対する人事権を持つが、その数はいくつにもならない。
  したがって合同軍司令官は作戦命令に集中することになる。
 このように比較してみよう。 在韓米軍司令官が戦時に軍令権を行使する。
  しかし韓国軍人事には何もできない。
 だから私たちは気にしない。
 合同司令部もそうするということだ」

--指揮体制が変わるだけで、第2世代が第4世代にはならない。

「その通りだ。
 先進化案の核心は‘指揮体系=合同軍、部隊構造=個々ネットワーク’だ。
 大統領に報告する際、レゴブロックに例えた。
 このように組めば船、別の組み方をすれば飛行機になるが、軍も同じだ。
 機能別ユニットを作って必要によって結合させて使おうということだ。
 米国はすでにそうしている。
 先の乙支訓練当時、韓国に来た米海兵隊少将に 『海兵隊は何人来たのか』と尋ねたところ、笑いながら『昨日、民間航空機で専属兵、連絡兵2人を連れて来たのがすべて』と話した。
 その代わり訓練に突入すれば2万7000人が自分の指揮下で動くと話した。
 上陸ユニット、飛行ユニットをホノルル・沖縄・マニラなどから呼ぶということだ。
  これが第4世代の戦闘だ。
 北朝鮮はすでに‘前線戦’をしないと言った。
 タンクを前面に出して歩兵がそれに従うような戦争はしないということだ。
 私は軍に
 『北が前線戦をしないと言っているのに、なぜ兵力をすべて前線に立たせておくのか』
と言った。
 今は旅団級戦闘団を作り、必要によって結合して使える構造へと進まなければいけない。
  西海北部司令部でこういうことを始めようということだ。
 しかし抵抗が強い。
 そうすれば経費は大きく節減されるが、軍・軍団・師団などの層層構造が消え、将軍の席が100以上なくなるからだ。
  最も効果があり、必ず進むべき道だが、今年着手する短期課題から抜けて中長期課題に回された」

--第4世代武器はどう整理したのか。

「ステルス機F-35を60機、早く導入しようと言った。
 無人機は空軍が反対する。
 操縦士が要職を占めているが、今後、陸上で無人機を操縦する人と競争しなければならないからだ。
 第4世代の武器に第2世代のメンタリティーだ。
  陸軍でも抵抗がある。
  K-2タンク2400台をさらに増やし、機械化軍団を増やそうとしているが、私は保留しようと述べた。
  タンクでタンクに対向するのは昔の話であり、今はアパッチヘリコプターを使う。
  このため攻撃型ヘリコプターの保有が急がれる。
 海軍にもイージス艦をもう一つ保有するよりも、攻撃型潜水艦が急がれると話した」

--先進化案のうち24カ月服務期間への復元は実現しなかった。

「例えばK-2タンクの運転を学ぶのに2年かかる。
  教育をすればすぐに転役となる。
  K-2も今の実情では‘将兵教育用’にすぎない。
 半面、北朝鮮軍は服務期間が10年で、タンク運転兵は15年だ。
 正面から戦闘できるだろうか。
 それで24カ月を提案したが、21カ月に折衷された」






 <future design> 



_